こんにちは。kobaです。
今回は「職場環境の整備」について説明します。
職場には色々な物がたくさんありますよね。そしてなぜかいつも散らかっている…
これでは気持ちよく過ごせない、仕事の効率もよくないこともわかっている。だけど…片付かない。
綺麗にしたい、整理整頓したい、そんな人に4つの取り組みをお勧めします。
ステップ① 5Sの考え方・意味を理解しよう
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」を表します。
要るものと要らないものをはっきり分けて、要らないものを捨てる。
→保存年限がこえている書類を捨てる。
三定(定置・定品・定量)と手元化(探す手間を省く)する。
→紙オムツを決まった棚に収納し(定置・定品)、棚には常に5個(定量)あるような状態を維持し、取り出しやすく配置する。(手元化)
すぐ使えるように常に点検する。
→転倒防止のために常に動線上を綺麗にし、水滴などですべらないようにする。
整理・整頓・清掃(3S)を維持し、清潔と不潔を分ける。
→3Sが実行できているかチェックリストで確認する。使用済み紙オムツを素手で触らない。
決められたことを、いつも正しく守る習慣をつける。
→分からないことがあった時、OJTの仕組みの中でトレーナーに尋ねることや手順書に立ち返る癖をつける。
以上のことをまずは理解をしましょう。
ステップ② “要改善項目”を洗い出しリスト化しよう
施設内を見渡し、5Sでの視点で改善が必要な場所を洗い出してリスト化します。意外に多くの“要改善項目”があることに気づき驚くでしょう。改善を進めるには、リスト化した改善項目について、誰がいつまでに改善するのか決めることが肝要です。
ステップ③ “誰が” ”いつまでに” ”何を” するのか決めよう
気づきをプロジェクトメンバーで検討し、取り組む”気づき”を決めましょう。最初から全てに取り組む必要はありません。実施しやすそうなものから、一つずつ順番に取り組んでいって構いません。
ステップ④ 要らない物を廃棄・機能を考えものを配置・美しく整える
ステップ②③で決めた内容に従って、まず入らないものを捨てることから始めましょう。次に、機能や見映えを考え配置します。最後にその状態を保つための工夫について検討しルール化しましょう。
まとめ
以上の取り組みを行うことで
- 5Sの視点での安全な介護環境と働きやすい職場をつくる。
- 必要なものがすぐに取り出すことができ、常に作業に取りかかることのできる状態を維持する。
ができるようになってきます。時間はかかるかもしれませんが、仕事がしやすく快適に過ごせる環境になることを目指して、取り組みましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000781112.pdf)
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