今日からできる業務改善①

日々の業務

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こんにちは。kobaです。

介護施設での人員不足、それによる職員への負担の増加、そしてそれは介護の質を低下させてしまうことにもなります。業務を効率的に改善していくことは、働くスタッフの心身の負担を軽減し、より良いケアを行うことに必要です。

厚生労働省も介護分野における生産性向上のための取り組みを進めています。そこで、業務改善として何から始めれば良いか、大きな項目を説明をしていきたと思います。

職場環境の整備

現状 整理整頓ができていないため、資料を探すにも時間がかかる。

取組 5S運動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を行う。

成果 何がどこにあるか、すぐに把握できるようになる。

業務の明確化と役割分担

(1)業務全体の流れの再構築

現状 役割分担やシフトが適切に設定されていないため、職員の負担増やケアの質の低下を招いている。

取組 作業分析を行い、役割分担の見直しやシフトの組み換えを行う。

成果 職員それぞれが従事する業務に向き合うことができる。

(2)テクノロジーの活用

現状 職員の身体的負担や心理的負担が大きい。

取組 課題にあった介護ロボット・センサー等の導入を行う。

成果 職員の身体的負担と心理的負担が軽減。

手順書の作成

現状 申し送り事項が決められておらず、人によって異なる引き継ぎを行っているために時間がかかっている。

取組 適切な申し送り事項を検討の上、標準化する。

成果 申し送りなどの時間が短縮。

記録・報告様式の工夫

現状 記録作成時に、何度も転記する必要がある。

取組 介護記録の電子化を行い、情報の一元管理を行う。

成果 記録作成の負担が軽減。また、写真や動画を活用した利用者情報の共有が可能。

情報共有の工夫

現状 管理者から現場職員に対してそれぞれ指示しており、タイムリーな指示ができていない。

取組 インカムを職員に配布して、業務に当たる。

成果 タイムリーな情報共有ができ、対応が迅速化。

OJTの仕組みづくり

現状 教育担当の職員の教え方にブレが生じ、施設全体で業務の手順やケアの質が一定に保てない。

取組 「他職員に対して教えること」を教育する。

成果 標準的な手順に則って指導できるリーダーが育成できる。

出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000781112.pdf)

以上のような業務改善の項目を考えてみると良いと思います。もちろん、これだけで良いわけではないですが、まずはこのポイントから進めてみてはいかがでしょうか。

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